YouTubeの概要欄は、動画を見終わった人が「次に何をするか」を決める場所です。ところが企業チャンネルでは、毎回同じ会社紹介をコピーしているだけ、というケースがとても多く見られます。
この記事では、企業のYouTube運用を担当してきた立場から、問い合わせ・来店・応募につながる概要欄の書き方を、すぐ使えるテンプレートつきで解説します。
01最初の2〜3行に「次の行動」を置く
概要欄は、開かなければ最初の数行しか表示されません。PCでもおよそ150文字前後、スマホではさらに少なく、多くの人はその先まで読みません。
だからこそ、1行目には「見た人に次にしてほしいこと」とリンクを置きます。会社紹介やあいさつから始めると、一番大事なリンクが「もっと見る」の奥に隠れてしまいます。
| 業種 | 1行目の例 |
|---|---|
| 住宅・不動産 | ▶ この展示場の来場予約はこちら(WEB予約で特典あり) |
| 採用 | ▶ 募集要項とエントリーはこちら(応募は3分で完了) |
| 士業・BtoB | ▶ 無料相談のお申し込みはこちら |
| 医療・歯科 | ▶ 見学・応募はこちら/ご予約はこちら |
| 店舗 | ▶ ご予約・メニューはこちら |
02動画の内容を、検索される言葉で要約する
2〜4行目では、動画の内容を短く説明します。ここはYouTubeやGoogleが「何の動画か」を判断する材料にもなります。
- タイトルと同じキーワード(例:「平屋 ルームツアー」)を自然に入れる
- 地域名、悩み、職種名など、見込み客が実際に検索する言葉を使う
- 社内でしか通じない企画名や略語は避ける
文章を長く書く必要はありません。「誰の、どんな悩みに答える動画か」が伝われば十分です。
03チャプター(目次)を付ける
説明欄に時間と見出しを書くと、動画の再生バーが区切られ、見たいところへすぐ飛べる「チャプター」になります。長めの解説動画やルームツアーで特に効果的です。
0:00 オープニング
0:35 玄関・収納
2:10 リビング・キッチン
4:45 2階の間取り
6:20 まとめチャプターとして認識させるには、最初を「0:00」にし、時間の早い順に3つ以上、それぞれ10秒以上の間隔で並べます。
04会社情報と関連リンクは下にまとめる
会社紹介、公式サイト、SNS、関連する動画や再生リストは、チャプターの下にまとめて置きます。毎回使う部分なので、ここだけは定型文で大丈夫です。
- 関連動画や再生リストへのリンクで、チャンネル内を回遊してもらう
- リンクは多くても5〜6個までに絞る(多すぎるとどれも押されない)
05ハッシュタグは2〜3個に絞る
説明欄に書いたハッシュタグのうち、最初の3つはタイトルの上に表示されます。会社名・シリーズ名・テーマなど、関連の強いものを2〜3個に絞りましょう。たくさん付けすぎると、かえってすべて無視されることがあります。
06コピーして使えるテンプレート
【 】の部分を書き換えて使ってください。
▶ 【次の行動:来場予約/応募/無料相談】はこちら
【URL】
【誰に向けて、何が分かる動画か。検索される言葉を入れて2〜3行で】
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▼ 目次
0:00 【オープニング】
【0:00】 【見出し】
【0:00】 【見出し】
【0:00】 【まとめ】
▼ あわせて見たい動画
【関連動画のタイトル】【URL】
▼ 【会社名】について
【1〜2行の会社紹介】
公式サイト:【URL】
Instagram:【URL】
#【会社名】 #【シリーズ名】 #【テーマ】07よくある失敗
08効果の測り方
概要欄のリンクから何人がサイトに来たかは、サイト側のアクセス解析で確認できます。
- リンクの末尾に、どの動画から来たか分かる印(パラメータ)を付けておく
- 予約・問い合わせフォームに「何で知りましたか:YouTube」の選択肢を足す
数字で効果が見えると、どの動画のどんな1行目が成果につながったかが分かり、次の動画づくりに活かせます。
まとめ
概要欄で一番大切なのは、最初の2〜3行に「次の行動」を置くことです。今ある動画の概要欄を直すだけなら撮り直しは不要で、今日からでも始められます。まずは再生数の多い動画から順番に見直してみてください。